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濵口　毅 　ハマグチ　ツヨシ

■所属部署名脳神経内科学
■職名教授
 
 

研究者基本情報

研究

    研究の概要:
    脳血管障害,神経変性疾患,神経感染症,免疫性神経疾患,神経筋接合部疾患,筋疾患など,脳神経内科が関わる全ての疾患について,診療を通じてそれぞれの疾患の現在の課題を明らかにし,病態解明および新しい診断法・治療法を開発することを目的とした研究を行っている。これまでは,特にプリオン病に代表されるタンパク質を介した個体間伝播の病態解明および新しい診断法・治療法開発に長年従事してきた。最近では,Alzheimer病の代表的な病理学的変化であるアミロイドタンパク質の脳への沈着についても,プリオン病と同様に個体間伝播することを報告している。さらに,脳へのJCウイルスの感染症である進行性多巣性白質脳症（PML）の全国疫学調査にも従事しており,我が国のPML発症の実態を解明に貢献している。

研究活動情報

論文

  • プリオン病の早期診断とバイオマーカー, 濵口　毅, 脳神経内科, 97:424-431, 2022年10月
  • Inactivation of seeding activity of amyloid b-protein aggregates in vitro, (Nakano H), Hamaguchi T, Ikeda T, Watanabe-Nakayama T, Ono K, Journal of Neurochemistry, 160:499-516, 2022年04月
  • A case of autoimmune glial fibrillary acidic protein astrocytopathy presenting with magnetic resonance imaging mimics of multiple sclerosis, (Sakashita Y), Nozaki I, Hamaguchi T, Kimura A, Shimohata T, Ono K, Clinical Neurology and Neurosurgery, 218:107272, 2022年04月
  • Specific electroencephalogram features in the very early phases of sporadic Creutzfeldt-Jakob disease, (Matsubayashi T), Akaza M, Hayashi Y, Hamaguchi T, Sotoh K, Kosami K, Abe R, Kitamoto T, Yamada M, Shimohata T, Yokota T, Sanjo, Journal of the Neurological Sciences, 437:120265, 2022年04月
  • Deterioration after liver transplantation and transthyretin stabilizer administration in a patient with ATTRv amyloidosis with a Leu58Arg (p.Leu78Arg) TTR variant, (Hikishima S), Sakai K, Akagi A, Yamaguchi H, Shibata S, Hayashi K, Nakano H, Kanemoto M, Usui Y, Taniguchi Y, Komatsu J, Nakamura-Shindo K, Nozaki I, Hamguchi T, Ono K, Iwasa K, Yamada M., Internal Medicine, 61:2347-2351, 2022年03月
  • 喉頭痙攣を呈した多系統萎縮症例:その病態と喉頭喘鳴との関連性についての考察, 朝比奈正人, 内田信彰, 濵口 毅, 藤田充世, 平野靖記, 中西恵美, 堀 有行, 自律神経, 60:138-142, 2023年09月
  • Cerebrospinal Fluid Biomarkers and Amyloid-β Elimination from the brain in Cerebral Amyloid Angiopathy-Related Inflammation, (Kenji Sakai), Moeko Noguchi-Shinohara, Hidetomo Tanaka, Tokuhei Ikeda, Tsuyoshi Hamaguchi, Akiyoshi Kakita, Masahito Yamada and Kenjiro Ono, Journal of Alzheimer's Disease, 91:1173-1183, 2023年
  • 認知症と性差, 森本茂人, 奥野太寿生, 濱口　毅, 小野太輔, 老年精神医学雑誌, 34:968-971, 2023年10月
  • プリオン蛋白遺伝子V203I variantを有するCreutzfeldt-Jakob病の1例", 濵口　毅, 内田信彰, 藤田充世, 中西恵美, 佐藤克也, 北本哲之, 朝比奈正人, 厚生労働行政推進調査事業補助金（難治性疾患政策研究事業）令和4年度総括・分担研究報告書（研究代表者　山田正仁）, -:67-69, 2023年03月
  • 多発性骨髄腫の治療中に進行性多巣性白質脳症を呈した症例の報告及び全国疫学調査による検討, 濵口　毅, 中野博人, 碓井雄大, 小松潤史, 西條政幸, 髙野誠一郎, 神谷健一, 村松大輝, 小野賢二郎, 穂苅万李子, 佐藤　晶, 周藤　豊, 竹林佳子, 板垣充弘, 平井理泉, 加藤隼康, 西村寿貴, 三橋　泉, 石井一弘, 黒田章博, 阿江竜介, 小佐見光樹, 中道一生, 鈴木忠樹, 高橋健太, 船田信顕, 森紘一朗, 原田雅史, 雪竹基弘, 三條伸夫, 高橋和也, 岸田修二, 伊崎祥子, 王子　聡, 野村恭一, 中原　仁, 澤　洋文, 中村好一, 高尾昌樹, 水澤英洋, 山田正仁, 三浦義治, 厚生労働科学研究費補助金（難治性疾患政策研究事業）令和2年度～4年度総合研究報告書（研究代表者　高尾昌樹）, -:99-105, 2023年05月
  • 多発性硬化症における慢性進行指標としての末梢血リンパ球亜分画免疫動態解析, 中西恵美, 森健太郎, 内田信彰, 藤田充世, 濵口　毅, 松井　真, 朝比奈正人, 厚生労働科学研究費補助金（難治性疾患政策研究事業）令和4年度総括・分担研究報告書（研究代表者　桑原　聡）, -:47-49, 2023年05月
  • Vacuoles related to tissue neuron-astrocyte ratio and infiltration of macrophages/monocytes contribute to hyperintense brain signals on Creutzfeldt-Jakob disease, (Ayano Shima), Kenji Sakai, Fumio Yamashita, Tsuyoshi Hamaguchi, Tetsuyuki Kitamoto, Makoto Sakai, Masahito Yamada, Kenjiro Ono, Journal of the Neurological Sciences, 447:120612, 2023年
  • 多発性骨髄腫の治療中に進行性多巣性白質脳症を呈した症例の検討, 濵口　毅, 阿江竜介, 小佐見光樹, 中道一生, 鈴木忠樹, 高橋健太, 船田信顕, 森　紘一朗, 原田雅史, 雪竹基弘, 三條伸夫, 高橋和也, 岸田修二, 伊崎祥子, 王子　聡, 中原　仁, 澤　洋文, 中村好一, 高尾昌樹, 水澤英洋, 山田正仁, 三浦義治, 厚生労働科学研究費補助金（難治性疾患政策研究事業）令和4年度総括研究報告書（研究代表者　高尾昌樹）, -:34-37, 2023年05月
  • MS患者のフマル酸ジメチル（DMF）切替え後における有効性の指標となるリンパ球バイオマーカーの探索, 中西恵美, 森健太郎, 正島由理, 内田信彰, 藤田充世, 濵口　毅, 松井　真, 朝比奈正人, 厚生労働行政推進調査事業補助金(難治性疾患政策研究事業)令和5年度総括・分担研究報告書(研究代表者 桑原　聡)，2024, -:-, 2024年
  • 幼少期の屍体硬膜を用いた頭部手術後に若年性脳アミロイドアンギオパチーを発症した症例, 濵口　毅, 会田泰裕, 喜多大輔, 圓角文英, 春日健作, 厚生労働行政推進調査事業補助金(難治性疾患政策研究事業)令和5年度総括・分担研究報告書(研究代表者 山田正仁), -:65-66, 2024年03月
  • 我が国の進行性多巣性白質脳症症例で多発性骨髄腫の治療中に発症した症例の検討, 濵口　毅, 阿江竜介, 小佐見光樹, 中道一生, 鈴木忠樹, 高橋健太, 船田信顕, 森紘一朗, 原田雅史, 雪竹基弘, 三條伸夫, 高橋和也, 岸田修二, 伊崎祥子, 王子　聡, 中原　仁,澤　洋文, 中村好一, 高尾昌樹, 水澤英洋, 山田正仁, 三浦義治, 厚生労働行政推進調査事業補助金(難治性疾患政策研究事業)令和5年度総括・分担研究報告書(研究代表者 高尾昌樹), -:-, 2024年